① 2月20日は京都府中途失聴・難聴者協会綾部支部の40才例会。
30周年の記念式典から10年間の歩みを確認しあう場になりました。新規会員と共に、2013年から2023年2月20日の時点での歩みを振り返りました。デジタル社会の成熟に合わせて、コミュニケーション機器の恩恵を話題にしています。音声認識文字表示 UDトークアプリやレルクリアなどの商品が市場に出てきて、私たちにも、コミュニケーション手段の選択の幅が広がりました。
② ノートラブルの商品を、京都府下の公共機関や病院、銀行やお店など暮らしに密接している受付の窓口に設置していくことが求められています。機器の普及は聴覚障害者(手話・要約筆記・字幕・筆談・触手話など多様なコミュニケーション手段を駆使)への理解が欠かせません。
③ ノートラブルは、和歌山大学の3人の学生が、開発されたコミュニケーショングッズ。アルバイトでの苦い経験(聴覚障害があるお客さんへの接客が出来なかった)を振り返って、「では、どうすればよかったのか」を突き詰めて考えられた結果、誕生したもの。聞こえない当事者が社会に求めたものではなく、健聴者目線でアプローチされたもの。この素晴らしさを地域社会に投げかけていきたいと思う。